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【第2回】アラサー独女・夢子 婚活バスツアーに行く!!

・職業:歯科医師
・年齢:33歳

東京の大学を卒業後、地元の福岡県で「結婚なんていつでも出来るから、いまは仕事を頑張りたい!」と勘違い発言をしていた私に、 「もっと現実を見ろ!」 「オマエは夢見る夢子ちゃんか!?」と喝を入れに来た即婚友達によって、遅ればせながら自分が夢子ちゃんだと自覚。

夢から目覚めるべく、婚活デビューすることを決意。 そんな夢見がちな夢子が奮闘する、汗と涙の婚活体験談です。

婚活第2戦がバスツアーの理由

婚活デビュー戦の「街コン」で、会場の店に入って来ることさえできない草食男子たちの生態を目の当たりにし、「司会進行役がいないと、なにも始まらない」ということを痛いほど実感。

次は、ちゃんと司会者がいる「婚活パーティーだ!!」と意気込んでいたのですが、 「パーティーって、どんな服を着て行けばいいの?」 「EXECUTIVEパーティーに参加したいけど、場違い?」

「会員登録しないと参加できないって、怪しくない?」 などと、尻込みしていた私に、 婚活仲間でもあるA子ちゃんから、「婚活バスツアー」なるものに誘われました。

「婚活というより、遠足みたいな感じかな?」 「遠足だったら、服装もカジュアルでOKだよね!」というノリで、参加決定!

「有名ホテルの一室を貸し切った婚活パーティー」に比べると、「バス」「遠足」といったキーワードが、私の中に存在する婚活のハードルを下げてくれたようです。

あるエライ先生が調べた結果によると、未婚の女性の約8割が「結婚したい!」と思っているのに、婚活経験があるのは半数以下だったそうです。

婚活しない理由として、「自然な出会いを待ちたい」というのが多かったそうですが…

「その気持ち分かるよ!!」と同感する反面、 「待ってたって王子様が現れるわけないだろう!お前も夢子ちゃんか!?」と、現実と直面しなくてはいけないジレンマに悶絶しそうです。

「いずれは結婚したいけれど、具体的な行動をしていない未婚者が多過ぎる!」 「このままだと、少子化になる一方だ!」と、エライ先生方は警鐘を鳴らしているようですが、 「自然な出会いがなく、男をゲットするために婚活に行く」という、切ない婚活女子の気持ちも分かって欲しいな……と思いつつ、

今回も街コン同様に、胸を張って「婚活しています!」とはまだ言えない婚活初心者の夢子が、さまざまな葛藤を乗り越え(ちっぽけなプライドともいう)、第2戦の婚活バスツアーに挑みます。

婚活バスツアー体験談 前半戦

婚活バスツアーの集合時間が8時ということもあり、6時から起きてあれこれと支度をしましたが、半数以上の男性が遅刻してきました……。

「女子のほうが、メイクや髪のセットに時間がかかるのに!」 「オマエ、ヒゲぐらい剃ってこいよ!!」と、ちょっと出鼻をくじかれたスタートとなってしまいました。

まずは集合場所の一室で、参加男性15人全員と、自己紹介を兼ねたあいさつのようなものを行なったのですが、司会者の合図で回転ずしのように男性が回って来るんです。

「ハイ次!移動してください!!」 「ハイ次!次です!!」 ひとり3分程度を15人、約1時間。男性が一周して終わると、みんな疲れ果ててぐったりしていました。

日曜の早朝から何してんだろ、私……」と、心が折れそうになりましたが、バスに乗って出発。
番号順に決められた席に座るのですが、私の隣に座った男性は、遅刻して来てヒゲも剃っていない男でした(涙)

一緒に参加したA子ちゃんの隣の男性はノリが良さそうで、さっそく話が盛り上がっているようでした。ちょっとジェラシーを感じつつも、私の隣の「ヒゲ男」がイビキをかいて眠り始めたので、朝早かった私も、バスに揺られて心地よい眠りについたのでした。

「みなさん~到着しましたよ~!!」と言われるまで眠ってしまっていた自分に、「なにしに来たんだよ!」と反省しつつバスの外に出ると、海の見える壮大な景色が広がっていました。

「なんてキレイなんだろう~」 「こりゃ恋が始まっちゃうかも~」と、ひとりトキメキながら、昼食を取るためのオシャレカフェに入って行く途中、A子ちゃんを発見。

「イイ感じに話が盛り上がってたね~」と、冷かしてやろうと近づいた私に、真っ青な顔をしたA子ちゃんが怖い顔で、 「アンタ、幸せそうな顔してスヤスヤ寝てたよね!」 「出発してから到着までの2時間、ずっとエロ話を聞かされ続けた私の気持ちが分かる!?」と叫びました。

「A子ちゃん、ゴメン!ゴメンね!!」と、なぜだか分からないけど謝り続ける私。 いま思い返しても、「なんで私がA子ちゃんに謝らなくちゃいけないの?」と疑問ですが、そのときのA子ちゃんの顔を見たら、誰もが彼女に謝罪したくなるはずです。

婚活バスツアー体験談 後半戦

オシャレカフェで昼食を取った後、再びバスに乗って移動。 到着したのは、海の見えるロマンチックな公園で、そこは「恋愛スポット」としても有名な場所があるらしく、恋愛成就祈願をするために、みんなでゾロゾロと歩いて向かったのですが、

すれ違うのは、イチャイチャしたカップルたちばかり……。 そんなカップルたちから、 「あれって、もしかして婚活の集団?」「うっそ~、マジ!?」 「けっこう年齢層高くない?」「やばいね~」というささやきが聞こえて来ました。好奇心丸出しでジロジロ見られ、「恋愛スポット」に行くことを止めて、バスの近くで待つ人も続出してしまいました。

「そりゃ恋愛スポットには、ムダに永遠の愛を誓いに来るカップルたちばかりでしょうが!!」 「そんなこと、ちょっと考えたら分かるでしょうが!!」 「なぜ、こんなところに連れて来た!!!!」と怒る気力よりも、虚しさで涙が出そうでした。

しかし、泣きべそをかいている場合ではなかったのです。 この「恋愛スポット」がある公園で、フリータイム3時間を過ごさなくてはいけないのです……。 A子ちゃんの顔は、真っ青だったのを通り越し、真っ白くなりつつありました。

婚活バスツアー体験談 帰り道

寒さに震えながら、ようやくフリータイムが終わったのが17時30分。 朝8時に集合してから、10時間近くが過ぎようとしています。 体力、気力ともに限界を感じていますが、これから2時間かけて帰らなくてはいけないのです。

恐るべし婚活バスツアー……。 そんな極限状態が功を奏したのか、次第に結束力が生まれ、数人の男女とアドレス交換をすることに成功しました。

「今度、食事にでも行きませんか?」 「婚活情報を交換しようね!コンパがあったら誘うよ!」というステキな感じは一切なく、 「共に戦った同士」のような関係性でしたけど……。

帰りのバスで、朝よりさらに伸びた「ヒゲ男」の無精ヒゲをぼんやり眺めつつ、 「初対面同士の男女がバスに乗せられ、10時間以上も行動を共にするのは、拷問だ」という結論が出ました。

「結婚したいけれど、具体的な行動をしていない未婚者が多過ぎる!」と言っていたエライ先生も、このバスツアーに参加したら、2度と婚活に行きたくなくなると思います。

あぁ……あと2時間。 夢なら覚めてくれ……と願いつつ、 夢子の婚活は続くのであった。