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【第3回】アラサープチオタク男子 圭佑 婚活始動!!

婚活

「婚活」という言葉は、どうも好きになれない。

「婚活」=「結婚するための活動」って、「就職活動じゃあるまいし……」と思うけど、いまの世の中、結婚するために頑張って活動しないと、結婚相手が見つからないらしい……。

「なんてバカバカしい!」と思うけれど、「30歳、彼女ナシ」という現実が、それを物語っている。

世界で活躍している、サッカーの「本田圭祐」は、一生「婚活」なんてしなくていいんだろうなぁ……。少しやさぐれた気分にもなるけれど、SEとは名ばかりの安月給。

小太りの黒ぶち眼鏡。趣味がネットのプチオタク。そんな自分が、誰よりも必死に「婚活」をしないことには、彼女のひとりも出来ないことは、自覚しているつもりだ。

じゃなかったら、一括で¥155,520も出せない!!

金額とサービス

なんの金額かと言うと、パートナーエージェントの入会金。

婚活イベントやパーティだけに参加するコースなど、いろいろなコースを選べるので、「1番スタンダードなコース(安いコース)で良いかな?」

と思っていたんだけれど、説明会でアドバイザーから話を聞いてみると、考えが変わってしまった。

標準的な「コンシェルジュコース」より、もうワンランク上の「コンシェルジュワイドコース」のほうが自分に向いていると思ったからだ。

何が違うかと言うと、月会費がプラス¥3000で、約5万人が登録しているデーターベースへのアクセス権を得ることが出来るということ。

「セールストークにまんまとヤラれて、高いコースに入会させられてる(笑)」「本当に5万人もいるワケ?」と笑う人もいるかもしれない。自分も、アドバイザーがこのプランを説明し始めたときは「来た来た!!」と思ったほどだ。

しかし、「パソコンが身近にあるのなら……」「最初から直接女性とドンドン会うより、どんな女性がいるのか検索してみては……」と提案するアドバイザーは、なんともよく自分の性格を見抜いていると思った。

生身の人間より、ネット住民のほうが抵抗がない自分。いきなり女性を紹介されても、どうしたら良いのか分からない自分。

「上手く行かない→やっぱり自分はダメだ→ネットの世界に戻って行く」というプチオタクな臭いを、アドバイザーは感じ取っていたのかもしれないと思うのは、考え過ぎだろうか……。

とにかく、最初っから出来ないことに挑戦して挫折するより、ボチボチ慣らして行かないことには、せっかくの入会金が水の泡になってしまう。そう思えば、月会費のプラス¥3000は、そう大きくはない出費だと考えることにした。

  • 「コンシェルジュワイドコース」
  • 登録料¥30,000
  • 初期経費¥95,000
  • 月会費¥19,000

これに消費税が加算されて、総額¥155,520なり。ちなみに、成婚料は¥50,000。

入会

さっきから金の話ばかりになってしまったけれど、それより、ある意味シビアなのが書類。

「独身証明書」なるものを提出しないといけないのだけれど、「なんだそれ?どこで発行されるの?」「そもそも、そんな証明書があるの?」と、思わず疑ってしまうほど。

でも実は、本籍地の市町村区役所で発行してもらえる、ちゃんとした公的な書類なのだ。近くの区役所に取りに行くと「結婚相談業者提出用証明書」というものを発行してもらえたのだけど、このネーミング……。

「業者」はないだろう……。恥ずかしいのを超えて、もう、なんだか情けない。男でもそう思うのに、女の人は、ちょっとツライと思うんだけど……。

「国を挙げて婚活!」「少子化対策!!」なんて偉い政治家の先生方は言うけど、まずは、この証明書の名前を改めて欲しいと思うのは自分だけではないハズ……。

とにかく、入会するのに様々な書類を用意しないといけないのだけれど、年収とか、家族構成とか、本籍地などなど、ナマ生しい感じがした。そんなこんなで、なんとか総ての手続きが終わり、無事に入会することが出来たのである。

コーチィング

晴れて入会したあかつきには、「どんどん利用しないと損!」だとばかりに思っていたけれど、女性探しの前に、最初は「コーチング」というものを受けることになった。

自分のことを話すのは、もともと苦手。そんな自分が、「理想の女性像」や「結婚観」なんて、見ず知らずの人間に話せるはずもない!

家のパソコンで、とりあえず会員女性を検索してみたかったのだが、やらなくてはいけないようなので、とりあえず話をすることに……。

すると、まず、「自分専任のコンシェルジュ」という人の自己紹介が始まった。「自分の専任?」「自分の?」

と、何度も確認してしまいそうになったが、どうやらこの人が、ずっと変わらずに自分のサポートをしてくれるということらしい。

それはありがたい!!!!

銀行の受付や、コンビニのレジみたいに、行った時々で違う人に対応されたら、ちょっと嫌というか、まず、信頼関係なんて築けない。

あんなに嫌いな虫歯治療も、何度か行き慣れている歯医者さんだからこそ、無防備に口を開けていられるのと同じで、いつも同じ人に相談し、サポートしてもらえるとなると、こっちも安心というもの。

そんな安心感からか、聞かれる質問には、いま感じていることを、なるべく正直に話すことが出来たように思える。

例えば、「結婚の時期は、いつ頃と考えていますか?」と聞かれた時も、「そんなの、なるべく早くに決まってるだろ!」「月会費だって掛かるのに……」なんて考えが頭をよぎったけれど、

冷静になって、よ~~く考えると、「もちろん30歳だから、焦っている」「でも、だからと言って、とりあえず誰でもってワケじゃない」「多少、時間や費用が掛かったとしても、自分と合う女性と出会いたい」と答えることが出来た。

「相手や結婚生活に求める理想は?」と聞かれた時も、「そんなの分かんないよ~」と思ったけれど、「穏やかな感じの、のんびりとした女性が良いような……」

「贅沢な暮しじゃなくても、そこそこの生活レベルで、そこそこの幸せがあれば……」なんて、分からないながらにも、思うことをなんとか言葉にしようとしている自分に、正直驚いた。

こうやって、改めて「質問されて→考えて→言葉にする」ことで、初めて自分の結婚観や理想像を知ったような感覚。話すことって、こんなにも大事なんだ……。

じっくり、あれこれ聞かれて、なんとなく「自分の歩みたい人生」のようなものが、なんとか形になって来たら、不思議とゴールが見えて来たような気がした。

もちろん、まだ入会しただけで、彼女どころか、ひとりの女性会員とも会っていない。なのに、ゴールが設定出来たことで、前向きな気持ちになることが出来たし、「どうせ自分なんか……」「一生結婚できないかも……」と思っていた卑屈な気持ちが少し消えたような気がした。

目標(ゴール)を明確にするだけで、こんなに考え方まで変わるなんて……。よく「書き初め」なんかして、新年の抱負を語ったりする人もいるが、ちゃんと意味がある行為なんだなと実感した。

婚活もそう。闇雲に、ただただ走っても、いつまで経っても結婚できない。なぜなら、自分で自分自身のゴールがどこにあるのか、分かっていないから。

コーチィングインタビューを受けて良かった。パートナーエージェントに決めて良かった。「入会金の¥155,520など、もう元を取った!!」……とまでは、さすがにまだ思えないけれど、婚活に向けて、とても良いスタートが切れたことは間違いないだろう。