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【第1回】アラサープチオタク男子・圭佑の結婚観

圭佑

「圭佑」と言うと、「サッカーの本田圭佑と同じ名前なんだ~」と必ずと言っていいほど言われるけれど、その後に、「同じ圭佑なのに、こうも違うなんて……」「ある意味、かわいそう……」

なんて感じの沈黙が続いてしまうほど、小さいころから小太りで、牛乳瓶の底メガネ。運動も勉強も不得意で、成績は中の下。オシャレとは無縁で、髪の色だって変えたことはナシ。

そんな自分は、今年で30歳。SEをしているが給料は安く、いまだに実家暮らし。男子校だったため、女子の友達も皆無で、彼女ナシ。

パソコン部に入部していたせいで、周りからは「オタク」という白い目で見られていた。趣味はネットサーフィン。特技はパソコン。

自己紹介しながら、あまりにもイケていない自分の人生に、「圭祐」と名付けた両親を怨みたくなることも……。

別に彼女が欲しいと思ったこともなく、こんな自分と結婚してくれる女性がいるとも思えなかったので、「一生独身なんだろうなぁ……」と思っていたけれど、最近、4歳上の(体格も顔つきも、性格も)似ていない兄に子供が産まれました。

両親も初孫に大喜び。我が子を抱く奥さんは、とても優しい顔をしていて、赤ちゃんを中心にして、みんなで撮った家族写真は、まさに幸せそのもの……。

兄は小さいころからスタイルも良く、運動神経抜群。学生のころは、女子からアイドル並みにモテた。

ほとんど嫉妬ですが、そんな兄が嫌いだった自分は、ほとんど家族と口を利かなくなり、部屋でパソコンをいじっていることが多かったように思う。

「やっぱり、かっこ良い奴だけが幸せになれる世の中なんだよなぁ……」と、ひねくれつつも、「自分だって、並みの幸せを望んだって良いじゃないか……」という感情が湧き起こって来たのでした。

蚊帳の外

兄に子供が出来たことがきっかけで、「子供が寝がえりを打った」
「よく笑うようになった」と、話題は兄夫婦のことばかり。

週末には、近くに住む兄夫婦の家に、洋服だの果物だのを買っては、嬉しそうに届けている両親。

別に自分にかまって欲しいワケではない。しかし完全に「蚊帳の外」状態と言うのも、せつない。

まぁ、学生のころから彼女の存在なんて1ミリもなかった自分なので、両親もあきらめているんだろうけど……。

よく「婚活」という言葉を耳にするけれど、あれは女子のための言葉であって、自分のような男が「婚活しています」なんて言うと、ドン引きされるか、ヘタしたら気持ち悪がられるだけ。

婚活パーティーなどに参加しても、何を話したらいいのかまったく見当がつかないし、この見た目と年収じゃ、無理な話しだろう……。こう見えても、自分のことはちゃんと分かっているつもりなので。

もともと人と話すのは苦手。なので、ネット住人の何人かとチャットをしたりして過ごす方が気が楽。

「ネット住人」「チャット」=「オタク」と思われるので、職場では普通にやっているつもりだけど、薄々気付かれているようだ。

ネット住人の中には女子もいるので、数人の女の子と話をしたりするけれど、「リアル」ではないので、みんな書きたい放題。

自分もネットの中では、「凄腕のSE」と称して、好きなことを言っている。書き込んでいるときは、自分がこの世界の支配者にでもなったかのような、高揚した気分になるときもあるが、後で読み返してみると非常にバカバカしい。

女の子と話せる掲示板なんかにもハマったことがあるけれど、実際に会ったことは一度もない。

相手もウソを書いているからなんだろうけど、こっちも「凄腕のSE」ではないので、会おうと言われても困るし……。

でも、「ウソ」だと分かっているからこそ、いろいろ話すことが出来るのだ。本当のことを面等向かって言って、断られて傷つくなんて誰だって嫌でしょ?

結婚相談所

女の子とチャットで話をしていると、いつも必ず現れる「結婚相談所」の広告。

美男美女が幸せそうに肩を寄せ合って、「あなたにも出会いのチャンスを!」「幸せな出会いがここにあります!」のようなキャッチフレーズを見ると、

「こんな良い男、結婚相談所にいるワケないだろ」「過大広告もいいところだな」とイラッとしていましたが、兄の子供が産まれてから「蚊帳の外」になったこともあり、結婚について少し心境の変化があり、「結婚相談所」の広告が気になっていました。

もともと気になることがあるとスグに調べずにはいられないたちなので、「結婚相談所」について検索してみると、出るは出るは……。

こんなに「結婚相談所」があるの?と言うぐらい、とにかくピンからキリまで、いろいろな結婚相談所が山のようにヒットしました。

こんなにたくさん結婚をバックアップしてくれるところがあるのに、結婚できない男女が世の中にあふれているなんて、どういうことなんだろう。

「結婚市場」なんて言われるように、「良い男」から買い手が付いて、イケてない男は見向きもされないってことなんだろうけど……。

資料請求

「結婚相談所」を検索していると、「無料診断」「無料請求」という言葉が、やたら目に付く。

「結婚相談所」=「金が掛かる」と思うのは、自分だけではないようだ。高額なお金を支払って結婚相手を探すなんて、なんだかリアル過ぎて生臭い。

幸せを金で買いに行くかのような……後ろ暗さを感じる。かといって、待っていたって相手にしてくれるのは、ウソだらけのネット住人だけ。こうなりゃ、どっちもどっちか……。

そんな、やさぐれた気分と冷やかし半分で「無料資料請求」をしてみた。一括で最大10社の相談所から資料を請求できるサイトがあったので、適当に10社を選び、資料を請求。

大手と言われる相談所は、スグにパソコンに資料が送付されて来た。さすがだ!!

10社も資料請求したので、「どれがどこやら分からなくなるのでは?」と思ったけれど、資料送付の段階で、その会社の雰囲気を感じることができた。

兄と比べられてきた人生だったので、なにかと比べることは嫌いなのだけれど、やっぱり比較すると「良いところも悪いところも見えてくるもんだな~」と感心してしまうほどの結果に。

無料とはいえ、やはり対応が早くて丁寧なところには、好感を持ってしまうもの。その点だけでも、10社から4社に絞ることができた。

資料を見比べて思うことは「分かりやすいかどうか」ということ。
最大手と言われている楽天オーネットは、料金・サービスともに、とにかく分かりやすく書かれていた。

ツヴァイも料金体制などを詳しく書いているのだが、肝心のサービス内容が、「これをしようとすると追加料金が掛かるの?」「このサービスは、パソコンで出来るの?」など、少し分からないところがあった。

「詳しくは無料カウンセリングで」と書かれているが、「コレ、別料金?」「コレ、お金が掛かるの?」なんて、正直、聞きにくい……。
そういうことこそ資料に書いておいてくれると、ありがたいというもの。

資料を見れば見るほど気になり出し始めた自分に、「なんだ、自分も幸せな家庭を持ちたいんだな……」と、押し隠していた自分自身の結婚観に、いまさらながら気付いたのでした。