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【第10回】アラフォー草食男子・草雄 結婚相談所、退会なるか!?

PCで仕事をしていると、一日に何度も「結婚」という文字が目に飛び込んできます。その度に、「自分には、もう無理かもなぁ……」「このまま、年を取って孤独死するのかなぁ……」と、ため息が漏れてしまう38歳です。

「仕事が忙しい」を理由に、家と職場の往復ばかりを繰り返し、気がつけば「彼女いない歴11年目」を更新していました。

世間では、自分からドンドン女性を誘わない男のことを「草食系」と呼ぶそうですが、「まさに、おまえのことだな(笑)」と言われ、いつしか「草雄」と呼ばれることに。

そんなアラフォー草食系男子のボクですが、「いつかは温かい家庭を築きたい!」「子宝にも恵まれたい!」と夢見ながら、今回も全力で婚活に挑みます。

始まる予感

フットサルに参加したことが小さな自信に繋がり、友達も増えたことから、女性と話す会話に困らなくなってきました。

「今日はフットサルの練習日でした」「友達と一緒にライブに行って来ました」などと、話題が増えたこともあり、前のように、相手を質問攻めにしたり、「とにかく会いませんか?」と、まだ仲良くなっていなにも関わらず、すぐに誘ったりすることもなくなりました。

いま思えば、ボクはずいぶんと失礼なことを女性にして来たなのだと、恥ずかしくなるほどでした。

会話のやり取りを楽しむということを、この年で初めて経験したボクでしたが、「なんだか自然だな~」「こんな風に、お付き合いが始まるのかな~」と漠然とですが、恋愛が始まるような予感を感じていました。

共感

そんな自然の流れで、女性と直接会うことになりました。ボクのことを、「友達がたくさんいてうらやましいです……」

「毎週、運動をしてるなんてスゴイ!」などと言い、自分のことを「私なんて……」と、少し悲観しているような女性でした。

どんな雰囲気の人なんだろうとドキドキしていましたが、目鼻立ちがハッキリしていてかわいらしく、とてもネガティブな発言をするようなタイプの女性には見えませんでした。

「じつは、親友の結婚が決まって、焦っちゃって……」「嫉妬心から、素直にお祝いしてあげられない自分が嫌で」と、ネガティブな発言をしたことを謝って来た彼女。そしてまた「友人失格ですよね……」と悲観モードに入って行ってしまいそうだったので、

「その気持ち、よく分かりますよ!」「ボクなんて、何人もの友人に先を越されまくって来たことか……」「ご祝儀貧乏ですよ……。でも、いつか必ず取り戻してやりましょうね(笑)」などと冗談交じりで話すと、

「男の人でも、そんなこと思うんですね!」「両親からのプレッシャーとかも感じたりしますか?」

「もちろん!感じるなんて、そんなカワイイもんじゃないくらいですよ!」などと、その後も、自分の「少しツライ」胸の内を、共感し合えたのが嬉しかったのか、婚活ネタの話が尽きることはありませんでした。

心の余裕

「今日は楽しかったな~」「いっぱい話ができたな~」と、帰ってから、今日一日を振り返っていました。

お店選びも、フットサル仲間から聞いていた「感じの良いカフェ」に連れて行くことができたし、車は……持っていないので、送って行くことはできなかったけど、彼女の家の近くの店をチョイスしたので、大丈夫だったかな?などと、以前は考えもしなかった「相手のこと」を、あれこれと考えていることに少し驚きました。

「相手を思いやるってどうすればいいの?」なんて考えていたときもあったけど、今日は自然と出来ていたような気がしました。

もちろん、女性からすれば、まだまだ至らないことだらけなんだろうけれど、ちょっとは前進したのかも。

なにもナイずくしだったボクでしたがフットサルを始めることで、友達ができ、趣味ができ、お店情報を知り、と広がりができたことで、自分自身に自信ができたからなのかもしれません。

自分に余裕がないと、相手のことなんて思いやれないもんなぁ……

チャンス

その後も、「イントロG」や「婚活イベント」に参加するなどして、何人かの女性と出会いましたが、婚活話で盛り上がった女性のことが、ずっと気になっていました。

アドバイザーさんにそのこと伝えると、「結婚は生活を共にすることなので、気持ちを共感し合える相手が良いですよね」「良い方とめぐり会ったのではないでしょうか?」と言われました。

その後も、何度か彼女と会っていることを伝える、「お付き合いの申し込みはされましたか?」と言うので、「そんな!」「まだまだですよ!」と驚いてしまいましたが、そんなボクに、もっと驚く衝撃の一言が。

「○○さんはかわいらしい人ですから、男性からの申し込みも多いでしょうね」そうだ!ここは、ボクのように結婚相手を見つけに来た男性がいるところ……。うかうかしていたら、他の男性に取られてしまう!なんとかしないと!

「『3カ月経っても男性からアプローチしてくれない……』と言って次の男性に行ってしまう女性を多く見て来ました」

「せっかく両思いだったのに、もったいないと何度思ったことか……」と、大げさにため息をつかれてしまいました。

「草雄さん!チャンスをムダにしてはいけませんよ」「出会いはあっても、チャンスを自分でモノにしないと、いつまでも結婚できないんですよ!」と叱咤激励されました。

仕事とはいえ、こんなにも自分のことを考えてくれる人がいるということは、嬉しものです。アドバイザーさんの話を聞いているうちに「断られたらどうしよう」「まだ、もう少し先のほうが」という考えが吹き飛んでいきました。

婚活卒業へ

ボクは慌てて彼女に「大切な話があるので、お会いしたいのですが……」「できれば早いうちに……」と電話をしました。

なぜだかクスクス笑いながら「OKですよ!」という彼女。取り急ぎ会う日にちだけを決めて、電話を切りましたが、「なんて伝えれば良いんだろう」「やっぱり止めとこうか……」と、もうパニック状態でした。

そんな状態で彼女と会ったので、落ち着かず、ソワソワしてしまい、かなり挙動不審な行動を取ってしまっていました。

ふつうの女性なら「もう!どうしたの今日は!?」と怒りそうなものですが彼女はずっとクスクス笑うばかり。

しかし、そんなボクを見かねた彼女が「なにか大事な話があるんですよね?」と聞いてきました。「そうなんだよ……」「とても大事な話がしたくて……」

……その後がなかなか続かずに、何度もこのやり取りを繰り返していました。もう、彼女の顔もまともに見ることが出来ずにいました。

アドバイザーさんが言うようにかわいらしい人なので、いつか男性に取られてしまうのは分かっているけれど、断られて、ここで終わりになってしまうのも、ツライ……。

でも、「何も言わないで誰かに取られるより、ちゃんと伝えよう!」そう決心して、人生最大ともいえる勇気を振り絞って顔を上げ、彼女のほうを見ると、

クスクス笑いながら、「やっと告白する気になったんですね、草雄さん(笑)」「電話で『OKですよ!』って伝えたじゃないですか」「でも、ちゃんと告白してもらいますからね!はい、どうぞ!」と言われました。

相変わらず、まだまだ女心は理解できていないし、草食系を卒業することはできないボクですが、どうやら、結婚相談所を退会できるかも!?

チャンスを自分でモノにするために、ボクは深呼吸をした後、ゆっくりと彼女に話しかけたのでした。