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【第2回】アラフォー草食男子・草雄 恐怖の婚活パーティー

11年前に友達の紹介で付き合い始めた彼女から、「仕事バカ!!」と罵られ、こっぴどくフラれて以来、女性とは全く縁のない日々。

転勤のため、数年ごとに各地を転々としていますが、現在は東京でひとり暮らしの38歳。 毎日サービス残業で、「寝て→起きて→仕事して」の繰り返し。

そんなボクに、 「彼女とか欲しいと思わないワケ?」 「こいつ、草食系だからなぁ……」と好き勝手に言う友人たち。 そんなこともあり、いつからか「草雄」と呼ばれ始めたアラフォー草食系男子が、彼女ゲットに向けて、今回も婚活に奮闘します。

女性が主役の婚活パーティー

話し下手な性格から、場を盛り下げてしまうようで、とうとう合コンに誘われなくなってしまい、途方に暮れていました。

そんなある日、ラジオで「結婚式場を貸し切っての、大婚活パーティーを開催!」というCMを聞き、さっそくチェックしてみると、 参加年齢が「24歳~38歳」となっていました。

婚活パーティーに参加するのにも、もうギリギリの年齢なのか……と自分の年齢に、あらためてしみじみと「自分って、おっさんなんだなぁ……」と落ち込んでしまいました。

しかし、よく見ると女性は年齢制限ナシ しかも、参加条件に、男は「定職についていること」とあるのに、女性は「独身なら誰でもOK!」と書かれてありました。

しかも、極めつけは、参加費が女性「4000円」に対して、男は「7000円」って……。 ハッキリ言って、こんなに婚活に男女の差があるとは思いませんでした。

男女平等って言いながら、こんなときは女性の方がはるかに優遇されて、甘い感じがすると思ってしまうのは自分だけではないハズ。

って、こんなことを思っているから、モテないんだろうな……。 なんだか腑に落ちないながらも、申し込みをすると、 「男性は清潔感のある服装を心掛けてください」 「もちろん、ジャケット着用でお願いします」と言われました。 女性が主役の婚活パーティーのようで、なんだか気が重くなるばかりでした。

プロフィールカード

気が重いながらも、参加費の7000円はすでに振り込んであるので、言われた通り、ジャケットを着て、しぶしぶながら婚活会場に……。

会場が結婚式場と言うこともあり、男ひとりが真昼間から入って行くには、とても勇気がいりました。

入り口で受付を済ませていると、 「ねぇ、あの人も参加者かな?」 「うそ!?38歳までって書いてたのに!?」という参加女性の声が聞こえて来ました。

もともと老けて見える顔のようですが、男女ともに周りが30歳前後の人が多いようで、ますます自分が「おじさん」なのが、際立って見えてしまっているようでした……。

開始早々、居心地が悪い思いをしながら、渡された「プロフィールカード」というものに、

  • 名前
  • 年齢
  • 血液型
  • 趣味

などを項目に沿って記入して行っていたのですが、

  • 職種
  • 年収
  • 家族構成(長男かどうか)

などの踏み込んだ内容の項目に驚いてしまいました。

「婚活パーティー」と言うだけあって、結婚に対して前向きなゆえに、職業や年収を記入するのだろうけれど、 「そんな個人的なことまで書かなきゃいけないの……」と躊躇してしまうのは、自分の年収が低いからなのでしょうか……。

隣に座っている男性は、ためらうことなくドンドン記入しているようなので、自分もモジモジせずにプロフィールカードを書くことに集中しました。

直球な質問攻め

まずは、男性が回転寿司のように、決められた順番通りに女性の席を周り、プロフィールカードを交換しながらすべての女性と自己紹介をするのですが、 「はじめまして」と言って渡されたカードを見てビックリ!!

女性用のプロフィールカードには、

  • 年齢
  • 職業
  • 年収

などの項目はなく、

  • 趣味
  • 好きなアーチィスト

などと、当たり障りのない項目ばかりだったのです。

参加条件や料金など、なにかと男ばかりが不利に思えてなりませんでしたが、プロフィールカードの内容も違うなんて……。

正直に書いたボクのプロフィールを、まじまじと見た後に、 「将来は、実家の富山に帰るつもりですか?」 「どこの出版会社?大手??」 など、

聞きにくい質問もドンドンしてくる女性が多く、 中には、年収を見て「これだと、ひとり暮らしするの、キツくないですか?」と聞いて来た女性もいました。

あまりの直球な質問に、ただただ苦笑いするだけでした。

男女ともに30人、合計60人の大人数での婚活パティーのため、女性も疲れてしまうのか、 ボクの顔とプロフィールカードに書かれていた年齢と年収を見ただけで、一言もしゃべらず、お茶を飲んで休憩していたり、キョロキョロとお目当ての男性をチェックしては、渡されていたメモ用紙に何かを書きこんでいるだけの女性もいました。

確かに、話しも上手ではないし、この中では一番年上(おっさん)だということは自覚しているけれど、 さすがに目の前で、ボクの番号に×印を付けられると凹みます……。

モテる男

パーティーの中盤に、「中間報告タイム」といって、気になっている異性の番号を書いたものを提出し合うのですが、ボクの番号を書いた女性はひとりもいなかったようでした。

その後にフリータイムがあったのですが、当然ながらボクのところに来て話をしてくれる女性は、ひとりもいなかったので、置物のように座っているだけでした。

肩身の狭い思いをしていたボクのすぐ隣に座っていた男性は、ボクとは違いモテモテでした。

「えぇ~外車に乗ってるんですか!?」という女性の質問に 「まぁ、仕事が輸入車の販売だからね」と、爽やかに笑う隣の男性。 「休みの日は、よくドライブに行くよ」 「そうなんですか!乗ってみたいです~う!!」と、早くもデートの約束が……。

プロフィールカードに「車種」という項目があったのですが、ボクは「持っていないです」と書いていました。車も持っていないなんて、我ながらダサいよなぁ……。

年収や車種、勤務先などをプロフィールカードに書くことに抵抗があったボクですが、人によっては、 「有名企業で働いています!」 「外車に乗ってます!」 「年収は良いです!」と、アピールポイントになるんだなぁ……。

そして、それを見て、女性が男性を値踏みするのが婚活パーティーというものなんだと実感しました。

もちろん、男性も女性の顔やスタイルを見て、選り好みしているけれど、 女性より、あからさまではないというか、外見だけでは判断していないような気がしました。

思わず「男の魅力って年収や乗ってる車じゃない!」と怒鳴りたくなりましたが、ただのひがみになりそうで、誰ともアドレス交換をすることなく、婚活パーティー会場を後にしたのでした。

男の魅力とは

婚活パーティーに参加して以来、 「結婚なんて、どうせ出来ないよ……」 「だって、年収低いし……」と、少しあきらめモードになって、ふてくされていました。

しかし、 「オレの年収の方が、オマエよりよっぽど低いよ」 「俺も、車持ってないけど」という既婚者友達。 確かに、自分の魅力の無さを棚に上げて、 「どうせ年収だろ!」 「やっぱりイケメンが良いんだろ!」と、怨みごとばかり言っていたような気がします。

ボクより年収が低くても、車がなくても結婚している男は世の中にたくさんいます。 彼らとボク、いったい何が違うんだろう……。 男の魅力について悩む日々なのでした。