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【第5回】39歳 崖っぷち独女・愛 価値観と希望条件

ポイントカードを作るにしても、病院などに行ったときにしても、日常生活のなかで名前を書いたり呼ばれたりすることは、意外と多いものです。

昔はそんなこと、考えもしなかったのですが、この年になるとナゼか気になる「愛」という自分の名前……。

その原因は、 39歳未婚 独女歴13年 まったく愛とは縁遠い自分が、そこにいるからではないでしょうか……。

最近では、「愛ちゃん」と近所のおばちゃんに呼ばれるだけで、 「腹の中では『なにが愛よ。結婚もしてないくせに』と笑っているのでは?」

「『彼氏のひとりもいないのに。名前負けしてる(笑)』と思われているのでは?」と、過剰に疑心暗鬼になってしまったりしてしまいます。

そんな崖っぷち独女が、婚活に奮闘する体験談を語ります。

価値観マッチング

価値観マッチングで自分の「羅針盤」を作り、相手の価値観を見ることで、年齢や年収などをあまり気にすることが無くなった私ですが、そこで出会った男性とメッセージのやり取りをしているうちに

「あぁ~この人が地元だったら良かったのに……」 「うぅ~ん……40歳でコンビニのアルバイトってどうなんだろう……」

などと、ひっかかることが増えて来てしまいました。

なんだかんだ言ったって、 「私たち価値観が一緒だね!」 「気が合うよね!」だけでは、結婚生活を送っていく上では、心配なことだらけだということが、だんだん分かってきました。

生々しいけど、やっぱり年収も大事よね……」 「理想だけでは生活できないもの……」という気持ちが強く芽生え始めました。

「価値観マッチング」をすることで、「価値観」がいかに大切なのか、さらに自分が思っていた「条件」がいかにいい加減なものだったのかを思い知りましたが、だからと言ってなんでもアリと言うわけではないようです。

つまり「条件」も「価値観」も、これだけは絶対に譲れないというものをしっかりと決めないと、間口だけが広くなり、出会いの数は増えるけれど、「成婚には至らないのでは?」ということに気が付いたのでした。

条件マッチング

まずは自分が相手に対する条件を明確にしようと思い、「条件マッチング」というサービスを積極的に行うことにしてみました。

「条件マッチング」とはまさしく希望条件を優先した出会いを提供してくれるサービスで、

  • 年収
  • 年齢差の許容範囲
  • 現住所
  • 学歴
  • 離婚歴
  • 職種
  • 体型
  • 顔の形

なんてものも、希望条件として入力することができます。

「出会いを増やして欲しいとは思いますが、最初は高めの希望条件で良いと思います」 「活動をして行くなかで、条件を広げて行けば良いので」

とアドバイザーさんが言っていたこともあり、自分でもちょっとどうかと悩んだ項目には、厳しい条件を付けてみました。

希望条件は、いつでも何度でも更新することができるそうです。

このように、自分の希望条件を書いたものを提出しておくと、15日と月末の月2回に、希望条件が合っている男性の資料が届くようになっています。

「希望条件で相手を選ぶ」というと、なんだかシビアに感じてしまいがちですが、カラーテストが行われ、深層心理や生まれ持った性格などでも、相手をマッチングする基準となっており、あらゆる角度から「一番相性が良い相手」を紹介してくれるシステムのようです。

セッティングサービス

自分に届いている紹介状の相手にも、私の紹介状が届いているようで、「この人良いかも」と思っていた男性から申し込みの連絡が届くこともありました。

自分も申し込みにOKなら、ツヴァイを通してフルネームや連絡先などをお互いに交換することができ、男性と連絡を取り合うことができます。

有料になりますが、「出会いのセッティングサービス」にお願いすると、ツヴァイのコーディネートさんが相手の男性に連絡を取り、2人が会うための日時や場所を調整してくれるのだそうです。

いっそのこと「お願いしたほうが話が早いかも……」とも思ったこともありますが、相手の男性がどんな流れで時間や場所を決めようとするのか知りたかったので、今回はセッティングサービスを利用せずに2人でやり取りをして決めることにしました。

条件の合う男性編

会う日時や場所がなかなか決定することができずに、自然消滅してしまう男性もいましたが、失礼ながら会う段取りも付けられない男性は遠慮したかったので、結果的に良かったと思うことにしました。

そんななか、トントン拍子に会う日時か決まった「条件マッチング」で出会った男性と始めて会うことになりました。

服装や髪形など、いろいろ迷い緊張もしましたが、大勢でワイワイすることが少し苦手な私としては、「1対1なんだし!」と思うと、コンパや婚活パーティーなんかより、よっぽど気が楽に感じたのでした。

実際お会いした男性は、どこにでも普通にいそうな40歳の男性でした。

「仕事が忙しく、結婚なんて考えられなかったけれど、気が付いたらもう40歳で……」 「急に焦って入会することに……」とおっしゃっていました。

年齢も1歳違い。 年収もかなりのもの。 地元出身で転勤もなし。 煙草も吸わないし、スリム。

まさに、私の理想条件にピッタリの男性でした。 しかし、駅前で待ち合わせをして入ったお店は、ファミレス。

店員さんを「おい!」と呼んだり、食事中も料理やサービスにケチをつけていました。

男として良いカッコをしたいのか、なんなのかはよく分かりませんが、 「あのバイトはダメだな!オレだったらクビにする」 「食器が安ものなんだよね~」などと、上から目線の発言には、どう答えていいのか困惑してしまいました。

私にも 「いつもそんなにおとなしいの?」 「これからは、女性も自分の意見をしっかりと発信して行かないとダメ!」と、いろんなダメ出しをされました。

私が困っているのが伝わったのか、 「職場で人の上に立つ立場の人間だから、ダメなところを注意したくなる」 「オレは怨まれても、その人が良くなるならそれで良い」 「損な性格なんだよね~」と言っていましたが、私には、違う意味で損をしている性格に思えてなりませんでした。

価値観の合う男性編

そんな上から目線の男性と会った1週間後に「価値観マッチング」で知り合った男性と食事に行くことになりました。

メッセージのやり取りだけで、ずいぶん打ち解けられていたので、緊張というほどのことは無く、むしろ楽しみのほうが強かったように思います。

公園でのんびり散歩をしながらいろいろ話をして、2人が気になっていたオシャレなカフェでお茶をしました。

カフェに置かれている小物やインテリアなどの話で盛り上がり、小さいころから「おとなしい」と言われていた私も、自然と話が盛り上がりました。

「こうやってお互いが惹かれあって、つきあって、結婚して……」と、自宅に帰って来てからも、その男性との妄想が思わず膨らんでしまうほど、楽しいひと時だったのですが、

長男でひとりっ子。

実家は北海道。

転勤族。

煙草は吸う。

46歳。

…………。

あれが良ければ、これがダメ。 これが良ければ、あれがダメ。

「『この人!』なんて王子様はいないのよ!!」 「もう39歳なんだから、妥協が必要!!」とは両親や姉妹に何度も言われているので、身に染みて分かっているつもりでしたが、こんな選択が待っているなんて……。

まるで、 「自分がなにを望んでいるのか」 「どんな結婚生活を送りたいのか」 自分自身の考えかたを試されているようでした。